竜と天使① 竜「ここから出しておくれ」 竜「とほほ」 はかせ「やたードラゴンを捕まえたぞ」 竜「にんげん、にんげん、どうかここからだしておくれ」 はかせ「なぜだろうか」 竜「おれはにんげんの住処にいていい生き物ではないのだよ」 はかせ「それまたなんで」 竜「おれは、にんげんにはすぎた力なのだ。血は呪われ、うろこはひ… トラックバック:0 コメント:0 2016年07月07日 続きを読むread more
おっさんこわい まんじゅうこわい 町で若いのが寄り集まって怖いもの自慢をしているときだった。 もちろん私には怖いものなど存在しない。ので、若い連中が次から次へと怖いものをあげていこうが、へのかっぱだといい連ねた。 蛇だ、狸だ、毛虫だ、お化けだ、もじゃもじゃもうねうねも私を驚愕させることなどありはしない。しかしここで一人の女が口を開いた。 … トラックバック:0 コメント:0 2016年07月07日 続きを読むread more
お向かいのアパートには人食いされこうべが住んでいた お向かいのアパートの二階には人食いされこうべが住んでいる。正式には部屋は空き家ということらしいが、彼はそこに住んでいた。 人食いされこうべの三ヶ上さんと私が出会ったのは三年前、三月上旬のことだった。ちょうど桜の咲く頃で、見た目には春らしいがまだまだ冷えるころである。その日三ヶ上さんはオフで、宛もなくぶらぶらと散歩していたそうだ。… トラックバック:0 コメント:0 2016年07月07日 続きを読むread more
竜の話 小さな子供が竜の角をかじっている。 竜は子供を振り落とそうとして、止めた。 頭についた虫を払うことを止めた人間のように、仏心が芽生えたのだ。 すると子供が口をきいた。 「竜さん、ぼくの角をかじってください」 竜はていねいに断った。子供には角がなかったし、あたまをかじれば、子供は死ぬからだ。 むかしむかしある洞窟に竜が… トラックバック:0 コメント:0 2016年07月07日 続きを読むread more
魔王「やったーせかいをほろぼしたぞー」一夜目 一夜目 魔王「やったーせかいをほろぼしたぞー」 勇者「おわー」 魔王「やったーやったー」 勇者「なんちゅーことを」 魔王「やったーやったー」 勇者「ゆるさんぞ魔王」 魔王「なんだなんだ」 勇者「おまえを倒す」 魔王「たおしてどうする?」 勇者「ええっ」 勇者「そりゃあ、倒すのが使命だから」 魔王「… トラックバック:0 コメント:0 2014年08月26日 続きを読むread more